アイ・ミーブ 接近通報装置を新たに装備

[ 2010年11月4日 19:23 ]

三菱自動車が一部改良して発売した電気自動車「アイ・ミーブ」

 三菱自動車は4日、電気自動車(EV)「アイ・ミーブ」を一部改良して発売した。歩行者に接近を知らせる音を発生する「車両接近通報装置」を新たに装備。EVやハイブリッド車は走行音が静か過ぎ、歩行者に危険という指摘が出ていることに対応した。

 同装置は国土交通省が取り付けを求めるガイドラインを作成。すでに販売した車両に後付けできる装置も11月中旬に発売する。アイ・ミーブでは時速25キロ以下で走行中にエアコンのファンが回るような音が出るという。
 また高速走行時のモーター音を小さくして車内の静粛性を向上。パナソニック電工製の新型コンセントに対応するアダプターも標準装備した。
 車両価格は398万円に据え置いた。政府から114万円を上限に補助金が支給され、実質284万円で購入できる。月間販売目標は400台。

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2010年11月4日のニュース