ホンダ F1チーム売却先決定
昨年12月にF1シリーズから撤退したホンダは6日、保有していたF1チーム(本拠・英国)をロス・ブラウン代表に売却すると発表した。売却額は明かしていない。新チーム名は「ブラウンGP・F1チーム」で、メルセデス・ベンツからエンジン供給を受ける。
ホンダは英ヴァージン・グループなどと売却交渉を進めたが不調。運営会社の全株式をブラウン氏へ売却し、ドライバーもジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロが続投となった。バリチェロの代わりにドライバーを務めるはずだった故アイルトン・セナのおい、ブルーノ・セナの起用は見送られた。新チームは開幕戦オーストラリアGP(決勝29日)に向けて9日のバルセロナテストから始動するが、資金に余裕はなく700人いた旧ホンダのスタッフのリストラは必至だ。
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