ミニ誕生50年 銀座をミニ・ミニ大行進

[ 2009年3月7日 18:35 ]

 愛らしいデザインで人気のある小型輸入車「ミニ」の誕生50周年を記念した走行会が7日東京であり、愛好家らが運転する色とりどりの32台が丸の内から出発、銀座などを軽快に走り抜けた。

 参加した中で最も古いモデルだったのは1963年式の「オースチン ミニ カントリーマン」。所有者の茨城県牛久市の会社員(42)は「ミニはかわいらしく、きびきび走ってくれるのが魅力。都心をミニばかりで走るのは初めてで、通行人が視線を向けてくれて楽しかった」と笑顔を見せていた。
 ミニは、スエズ動乱(第2次中東戦争)による原油価格高騰を背景に、大人4人が乗れる低燃費の乗用車として59年8月に英国で生まれ、独特のスタイルでファンを増やしてきた。
 BMWグループが製造している現行モデルも誕生当時の外観を継承。販売価格は200万円台が中心だが2008年は世界で前年比4・3%増の23万2425台を販売した。走行会はBMWグループの日本法人、ビー・エム・ダブリュー(東京)が主催した。

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2009年3月7日のニュース