GM、燃料電池車を日本初公開

[ 2008年11月10日 06:00 ]

米ゼネラル・モーターズが日本で初めて公開した燃料電池車「シボレー・エクイノックス」

 米自動車最大手のゼネラル・モーターズ(GM)の日本法人は10日、燃料電池車「シボレー・エクイノックス」を日本で初公開した。監督官庁の認可を受け、日本の公道での走行試験を目指す。

 エクイノックスは、1回の水素補給で約320キロ走行でき、最高時速は160キロ。走行性能はガソリンエンジンと同等で、水素の補充時間は5分以内と短く、氷点下でも始動できるという。
 経営危機に陥っているGMは販売減に歯止めをかけるため環境対応車の技術開発を急いでいる。日本法人のリック・ブラウン社長は2010年に米国などで発売予定の電気自動車「シボレー・ボルト」も「13年までに日本にも入れたい」と話している。

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2008年11月10日のニュース