マッサがトルコGP3年連続優勝/F1

[ 2008年5月11日 23:10 ]

 自動車F1シリーズ第5戦、トルコ・グランプリ(GP)は11日、イスタンブールパークで58周(1周5・338キロ)の決勝を行い、ポールポジション(PP)から出たフェラーリのフェリペ・マッサ(ブラジル)が1時間26分49秒451で勝ち、今季2勝目、通算7勝目を挙げた。マッサはトルコGPで3年連続優勝。

 ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴は開始早々に後方からの車と衝突し、昨季最終戦のデビュー以来初のリタイアとなった。
 マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が2位で、フェラーリのキミ・ライコネン(フィンランド)が3位。トヨタはヤルノ・トゥルーリ(イタリア)が10位、ホンダはジェンソン・バトン(英国)が11位だった。

 ≪フェラーリの天下≫マッサがトルコで3年連続のポールトゥウインを飾った。F1初優勝を果たした思い出のコースでの快挙に「素晴らしい。運転して楽しいコースだし、車も最高の仕上がりだった」と大喜びした。
 これでフェラーリ勢は、第2戦のマレーシアGPから4連勝。「次のモナコGPに向けても準備万全。いい大会になるだろう」と自信を示した。

 ≪中嶋スタート直後リタイア≫中嶋はスタート直後の最初のコーナーで後方から来た車とぶつかり、ピットに戻ることはできたが、そのままリタイアとなった。
 前日の公式予選を終え「できるだけ改善点を見つけたい」と気合を入れ直していたが、戦いはあっという間に終わってしまった。中嶋は「何があったのか分からない。急に後ろからぶつけられた。車のダメージが大き過ぎて、リタイアせざるをえなかった。非常に残念」と力なく話した。(共同)

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2008年5月11日のニュース