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増田陸 ドネアから世代交代の思い託され「約束します」 標的は堤から正規王者昇格濃厚のバルガスに?

[ 2026年3月16日 14:58 ]

<U-NEXT BOXING.5 一夜明け>笑顔を見せる増田(撮影・河野 光希)
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 ボクシングWBA世界バンタム級4位の増田陸(28=帝拳)が同級1位の元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(43=フィリピン)に8回1分12秒TKO勝ちした一戦から一夜明けた16日、都内の所属ジムで会見した。

 15日に横浜BUNTAIで行われたWBA同級挑戦者決定戦で43歳の“レジェンド”に8回1分12秒TKO勝ち。「たくさんの方からお祝いメッセージをいただいてて、ふつふつとドネア選手に勝った実感が湧いている。まだLINEがき続けている。凄い数です」と笑みを浮かべた。

 ドネアとは試合後、会話を交わし「世代交代という言葉と、これから勝ち続けてくれ」と言葉をかけられたという。「約束します」と次世代の旗手となることを誓った増田は「その言葉を背負って、これから頑張っていきたい」と決意を新たにし「初回から緊張感があり、効かされるパンチもあった。素晴らしい経験をさせていただいた」とレジェンドに感謝を述べた。

 王者・堤聖也(30=角海老宝石)への指名挑戦権を獲得したが、まだスタートラインに立っただけ。この日の一夜明け会見は同門のWBC王者・岩田翔吉、WBA王者・松本流星に挟まれて行われ「かっこいいベルトに挟まれている。手持ちぶさたなところがあるので次の試合で世界挑戦をクリアして、ベルトを自分のものにしたい」と思いを強くした。「よくここまで上ってきた」とエールを送った堤には「ここまで上ってきました」と応えながら「山で言うと山頂が目の前に見えている。サミットアタックをしていく所存」と“登山家”らしく独特の表現でアピールした。

 一方で増田のターゲットとなる堤は、昨年12月のドネア戦で負傷した鼻の状態が完治していないことを明かしており、復帰時期は9月ごろとなる見込み。帝拳ジムの本田明彦会長によると、WBA休養王者アントニオ・バルガス(29=米国)との団体内統一戦が先送りとなったことで堤は休養王者か王者はく奪となる見込みで、バルガスが正規王者に繰り上がる可能性が濃厚だという。

 バルガスはWBA&WBC&WBO統一世界スーパーフライ級王者ジェシー・“バム”・ロドリゲス(25=米国)の挑戦を受ける可能性も報じられたが「噂に過ぎない」と同会長。選択試合をはさんでから増田の挑戦を受けることが有力だが、増田は次戦にもバルガスに挑戦する可能性も残る。「マッチメークは本田会長にお任せしている」と話した増田だが「いつでもできる準備をして、チャンスがきたら全力で挑戦する。いつでも誰とでもどこでもやります」と気合十分だった。。

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