×

世界初挑戦の那須川天心「ボクシングを倒しにいきたい」“天心節”もさく裂「幽霊を見せたい」

[ 2025年9月25日 12:45 ]

<WBC世界バンタム級王座決定戦会見>記者の質問に答える那須川(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 プライムビデオは25日、11月24日に東京都江東区のトヨタアリーナ東京で世界戦興行「Prime Video Boxing 14」を開催すると発表。WBC世界バンタム級王座決定戦で同級1位・那須川天心(27=帝拳、7勝2KO)と同級2位・井上拓真(29=大橋、20勝5KO2敗)の対戦が正式決定した。

 キックボクシング42戦無敗の“神童”那須川はプロボクシング転向8戦目での世界王座獲得を目指す。那須川は都内のホテルで開かれた発表会見に上下とも黒のレザー姿で出席し、「初めまして世界、那須川天心です。8戦目でここまで来られたことを凄くうれしく思います」とあいさつ。「ボクシングへ転向する時に同じ場所で会見しましたが、その時は“ボクシングからの果たし状”ということを言ったと思う。そこの回収をこの場でできるのが懐かしく思う。その時、拓真選手が世界戦をやることになっていて、まさかこの横並びで、この期間でできるということ、自分は周りに恵まれていると思うが、1個1個目標や課題を持ってやってきたことが実った試合になると思うので、自分でここまでやってきたことを自分の中でちょっとほめてやりたいと思う」と振り返り、「毎回毎回課題があって、この7戦ずっと、自分の中のつぼみを付けてきたと思う。今回の試合で花開かせようと思うのでご注目ください」と抱負を述べた。

 井上の印象を問われると「経験値も何倍も上ですし、ボクの知らないボクシングをたくさん知っているので、ボクシングだけじゃなく格闘技でやってきたこと全てを使って、井上拓真という男にぶつかっていきたい」と答え、「ボクの中で拓真選手は今のボクシングそのものと思いますので、全てを警戒してボクシングを倒しにいきたいと思ってます」と話した。井上陣営はジム一丸で打倒・那須川に挑んでくると聞かされると「やるのは拓真選手なので意識は別にしない」と言いながらも「来るならかかってこい」と不敵に笑った。

 決着はKOか判定かとの質問には「どっちが見たいですか?」と逆質問。「ファンはKOを希望している」と言われると、「そうですね。どうなるか分かんないですけど、当日の雰囲気に任せる。そこまで自分をどんだけ高められるかだと思います」と話した。「こういう試合のために準備してきた自負がある。今回は井上拓真選手にしっかりと自分の幽霊を見せたいと思う」と語り、司会者から真意を問われると「幽霊です。想像してもらえれば分かると思います」と“天心節”も披露した。

 帝拳ジムの浜田剛史代表は「恐らくファンが一番見たいカード。11月24日は那須川天心が本物かどうか、井上拓真君の方が総合力が高いのか、決着が付くのが2カ月後だと思う」と語った。

 興行のもようはプライムビデオで独占ライブ配信される。

続きを表示

この記事のフォト

「那須川天心」特集記事

「井上尚弥」特集記事

格闘技の2025年9月25日のニュース