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“神の左”の継承者・増田陸 衝撃の87秒ワンパンチKO 「いつでも世界へ挑戦できる」

[ 2025年6月8日 18:07 ]

プロボクシング バンタム級10回戦   日本同級王者 増田陸(帝拳)<12回戦>WBA同級11位 ミシェル・バスケス(ベネズエラ) ( 2025年6月8日    東京・有明コロシアム )

<バンタム級10回戦 増田陸・ミシェル・バンケス>1R1分27秒、衝撃のワンパンチKOの増田(撮影・長久保 豊)
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 日本バンタム級王者の増田陸(27=帝拳)が世界ランカー対決に快勝した。“武器庫”の異名を取るWBAバンタム級11位のミシェル・バンケス(34=ベネズエラ)に1回1分27秒KO勝ち。WBC王者・中谷潤人(27=M.T)とIBF王者・西田凌佑(28=六島)によるバンタム級王座統一戦のアンダーカードで、世界初挑戦をアピールした。

 一撃で沈めた。バンケスがジャブに左を合わせてきた打ち終わりに、増田の左ストレートが一閃。鼻っ柱を撃ち抜かれ、ロープに引っかかるようにダウンしたベテランは、立ち上がろうとしてふらつき、再びキャンバスに倒れてカウントアウトされた。「最高の試合でした。ドンピシャで当たったので手応えがありました」。振り返った増田は「世界に向けて練習してるけど、今日の結果を受けて、いつでも世界に挑戦できる準備は整ったと思います。今はバンタム級が盛り上がっているけど、自分の存在をアピールできてうれしく思います。必ず世界王者になります」と言い切った。

 前日計量はリミットより100グラム軽い53.4キロでパスしたが、バンケスが150グラムオーバー。それでも「自分のやるべきことに集中する」と試合を受け入れた。プロ4戦目で当時の日本同級王者・堤聖也(角海老宝石、現WBA同級休養王者)に判定負けした以外は全てKO勝ちし、日本王座も2度防衛中だ。

 バンタム級の世界ランクはWBA7位、IBFとWBO8位、WBC11位で、世界挑戦は間近だ。“神の左”と呼ばれWBC王座を12度防衛したジムの大先輩、山中慎介氏と同じ強烈な左ストレートを武器に、必ず世界まで駆け上がる。

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