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“悪童”サンティリャンが上から発言連発も天心陣営一蹴 “神童”の進化に「あれを捕まえるのは大変」

[ 2025年6月3日 15:54 ]

プロボクシング バンタム級10回戦 WBC1位 那須川天心(帝拳)《10回戦》WBA6位 ビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国) ( 2025年6月8日    有明コロシアム )

練習を公開したサンティリャン
Photo By スポニチ

 WBC世界バンタム級1位の那須川天心(26=帝拳)と対戦するWBA同級6位ビクトル・サンティリャン(29=ドミニカ共和国、15戦14勝5KO1敗)が3日、都内のジムで練習を公開。軽めのシャドーを1ラウンド披露し「最高の状態。エクセレントなチャンスをいただいた」と“神童”との対決へ気持ちの高ぶりを抑えるように話した。

 那須川にとってはボクシング転向7戦目で初の左構えの相手だが、次戦で16戦目となるサンティリャンは「キャリアの半分以上はサウスポーが相手。やりづらさは全くない」と自信満々だ。那須川については「パワフルだし、この階級で最高のボクサー」と称賛した上で「自分は体の大きさを生かして対応できる」と強気。2月のモロニー戦を見た感想も明かし「自分の能力なら簡単に操ることができる」と言い放った。

 兄の影響で7歳からボクシングを始めると、アマチュアでは200勝25敗で15年のパンアメリカ大会では銅メダルも獲得するなどアマ戦績は豊富。「ナショナル選抜時代にいたずらっ子だった」ことから「chico malo(チコ・マロ=スペイン語で悪い子の意味)」の愛称も持つ“悪童”。サングラス姿で臨んだ公開練習前の会見では、腕を組みながら報道陣の質問に答える悪童ぶりも見せた。

 終始、上から発言で不気味なオーラを漂わせたサンティリャンだったが、練習を視察した那須川陣営の元世界2階級制覇王者・粟生隆寛トレーナーは「天心は(サンティリャンが)今までやってきたサウスポーとは違うタイプ」と全く気にするそぶりは見せなかった。

 前日に那須川と3ラウンドのマスボクシングを行ったことを明かした同トレーナー。3年前、自身の結婚式の余興で“対面”して以来に向き合ったと言い「やりづらさがあって、いい選手になったと単純に思った。あれを捕まえるのは大変」と成長ぶりに舌を巻く。「簡単に勝てると思ってくれていた方がありがたい。16戦の中で戦うような相手ではない」とサンティリャンと那須川の格の違いを指摘し、愛弟子の勝利を確信している様子だった。

 興行はPRIME VIDEOで独占ライブ配信される。

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