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天心“なめんな” モロニーの挑発に「早すぎ」に燃えた 目も合わせない初対面「スゲーいいじゃん」

[ 2025年2月23日 05:00 ]

バンタム級10回戦   WBO・AP王者 那須川天心《10回戦》WBC5位 ジェーソン・モロニー(オーストラリア) ( 2025年2月24日    有明アリーナ )

<中谷潤人、那須川天心会見>モロニー(右)と並ぶ那須川(撮影・島崎忠彦)
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 ダブル世界戦を含む興行の公式記者会見が22日に都内のホテルで行われた。ボクシングデビュー戦から5戦全勝のWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者・那須川天心は、対戦相手のモロニーと初対面。既に30戦こなす前WBO世界バンタム級王者からは、挑戦が時期尚早と挑発を受けていた中、「なめんなよ」と宣戦布告。両者は目を合わすことなくピリピリムードを漂わせ、早くも火花を散らした。

 初の元世界王者への挑戦を前に、那須川は武者震いが止まらなかった。初対面のモロニーとはフォトセッションでも目を合わさなかったが、相手が発するオーラを感じとっていた。「こっちを見るそぶりもなかったし“スゲーいいじゃん”と。燃える試合は初めてだし、ボクシング界をにぎわす試合になる」。世界挑戦への真価が問われる一戦を待ちわびるように、高揚感を口にした。

 20年には井上尚弥と対戦したモロニーからは、先日の公開練習時に「この挑戦はまだ早すぎたと分からせたい」と挑発されていたが、意に介さない。「どう考えても早いと思う」としながらも「それ以上のものをつくってきた自信がある。なめてもらっちゃ困る。全部ぶつけにいく」と反論。「キャリアで最も重要な試合」と世界王座返り咲きへ息巻く強敵を前に、「そう来てもらわないと困る。しっかり受け止めて、しっかりはね返したい」と宣言した。

 4団体王座を独占する同階級の日本人世界王者にもアピールするチャンスだ。当日は那須川との対戦も待たれるWBO王者・武居由樹、IBF王者・西田凌佑も現地観戦する見通し。同興行に出場する中谷、堤ら“四天王”の集結に、那須川は「今は世界に挑戦できるかできないか、というのが自分の立ち位置。ここまで来たぞ、というのを見せなきゃいけない」ときっぱりと話した。

 無敗の“神童”に一切の気負いはない。世界ランカー対決を制し、実力を世界に証明してみせる。 (伊東 慶久)

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