【K―1】宮崎出身の寺田匠　地震で被災の地元へ勝利を！「少しでも勇気を与えられたら」

9月29日に東京・国立代々木第二体育館で行われる「K－1ワールドMAX」で対戦する王者・軍司（左）と対戦する寺田は宮崎出身で地震で被災した地元に勇気を与えるためにベルト奪取を誓う
Photo By スポニチ

　9月29日、国立代々木第二体育館で行われる「K―1ワールドMAX」の対戦カードが9日、都内で発表された。フェザー級の王者・軍司泰斗（25＝K―1ジム総本部チームペガサス）と対戦する挑戦者の寺田匠（23＝team　VASILEUS）は地震で被災した人たちのためにも、ベルト奪取を誓った。

　寺田は宮崎県小林市出身で、8日に発生した宮崎県を中心とした巨大地震で地元が被災。「地元とは電話で連絡した。人とかは被害に遭ってないが、家が崩れたりした」と家が被災したという。「頑張っている姿を見せ、少しでも勇気を与えられたら。勇気はベルトを獲ることだと思う」と強敵の王者を倒し、K―1初のベルトを手にする。

　軍司については「全世界の中でも強いと思う」と警戒。「メンタルをコントロールして試合に臨みたい」と話す。

　寺田は武尊が率いる「team　VASILEUS」に所属。試合までには武尊とスパーも予定し「パンチが早くて強いので対策にパートナーとしてはいいが、お互い壊れやすいのでマススパーを多くやりたい」と軍司対策に力を借りる。「倒すしかないし倒します」と力を込めた。