×

【ボクシング】堀池空希&高橋麗斗がそろってKOデビュー 3月新設「強化育成指定選手」の有望株

[ 2024年4月19日 21:13 ]

初回KO勝ちした堀池
Photo By スポニチ

 プロボクシング興行「WHO’S NEXT」で今年3月に新設された「強化育成指定選手」に選ばれた堀池空希(22=横浜光)と高橋麗斗(同=パンチアウト)がそろってKOデビューを果たした。

 メインイベンターと堀池は立ち上がりから強烈な左ボディージャブを放ち強打を見せると、ロープ際で左ボディーを打ち込み相手に10カウントを聞かせた。1回2分7秒のKO勝利で中国人選手を下し「緊張はなかった。体の調子も良く思った通りの試合ができた」を笑みを広げた。

 空手やキックボクシングを経験し、西宮香風高3年時から本格的にボクシングを開始した。東洋大時代は23年度全日本選手権で準優勝に輝くなど、アマチュア戦績は28戦21勝5RSC7敗。

 父は極真空手で世界準優勝に輝いた空手家。その父からは試合前ラインで「頑張れよ」とエールを送られ、「僕より父の方が緊張していたかもしれませんね」と会場で父が見守る中、鮮烈なデビューを果たし「今年中にユース・タイトル戦に出て日本ランキングに入りたい」とプロとしての一歩を踏み出した。

 高校3冠で日大出身の高橋麗斗は3回2分8秒KO勝利。左構えから強烈な右フックを浴びせるなど中国人選手を圧倒した。勝利後はコーナポストに登って喜びを爆発させ「たくさんの方が見に来てくれたのでうれしかった」と汗を拭った。

 沼南高校時代はアジア・ユース選手権64キロ級で銅メダルを獲得するなどアマ戦績は69戦58勝11敗。堀池とともに次戦はユース・タイトル戦に挑戦の意向を示し「この階級(ライト級)の日本人でも世界に通用することを証明したい」と将来の世界挑戦へ意気込んだ。

続きを表示

この記事のフォト

「アントニオ猪木」特集記事

「井上尚弥」特集記事

2024年4月19日のニュース