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【新日本】APFW第1弾の台湾大会でファン大熱狂!棚橋・矢野・オレッグがNEVER6人タッグ新王者に

[ 2024年4月15日 09:00 ]

NEVER6人タッグ新王者となった(左から)ボルチン・オレッグ、棚橋弘至、矢野通(撮影・酒井卓也)
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 新日本プロレスは、14日にアジア太平洋プロレス連盟(APFW)第1弾大会として台湾大会を開催。7年半ぶりの台湾大会にファンは大熱狂。メインイベントは、棚橋弘至、矢野通、ボルチン・オレッグ組がNEVER6人タッグ新王者に輝き、最後は棚橋の決め台詞「愛してま~す!!」で大会を締めた。

 アジアの中で技術も含めて一番プロレスが浸透しているのは当然ながら日本である。プロレス文化の浸透の意味も含めて、以前から日本以外のアジア圏にあるプロレス団体に日本人選手が参戦することもあった。逆に日本のプロレスを学ぶために、アジアの選手たちが来日するケースもあった。

 しかし新型コロナウイルスの影響でアジアの選手たちが来日できなくなった。その中でもアジアの選手たちは、各々の国で試合やトレーニングで技術向上に努めていた。

 その中で今年1月に新日本は、アジア全域におけるプロレスマーケットの成長を目的としてAPFW(アジア太平洋プロレス連盟)を設立。アジア団体のPUZZLE(台湾)、DFW(中国)、SETUP(タイ)、Grapplemax(シンガポール)と新日本とスターダムが連携していくことが発表された。

 今大会はAPFW第1弾大会として新日本が16年以来7年半ぶりの台湾大会開催となった。会場には台湾のファンに加えて日本からも多くファンが来場した。

 第0試合ではPUZZLE提供試合として、団体の代表の闘魚とAXE WANGの台湾レスラー同士が対戦。最後は闘魚が変型シュバインで勝利し、本戦開始前から会場を熱く盛り上げた。

 第1試合はNEVER無差別級6人タッグ新王座チーム決定トーナメントの準決勝。棚橋、矢野、オレッグ組がグレート-O-カーン、フランシスコ・アキラ、カラム・ニューマン組と対戦。いきなりの棚橋登場に会場から「社長コール」などファンたちが大きな歓声を送った。試合は棚橋の張り手アシストから矢野がニューマンを丸め込んで勝利し、トーナメント決勝進出を決めた。

 その後、第4試合のスターダム提供試合。スターライト・キッドとHANAKOのシングルマッチでは、入場の時点で1つ1つの技に歓声が上がり、最後はキッドがモモ☆ラッチで勝利すると大歓声に包まれた。

 メインイベントはNEVER無差別級6人タッグ新王座チーム決定トーナメント決勝戦。棚橋、矢野、オレッグ組と第2試合で「ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポン」の鷹木信悟、BUSHI、辻陽太組を破って決勝進出を決めた「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のEVIL、金丸義信、SHO組と対戦。H.O.Tのラフ殺法に苦しむ場面があったが、最後は棚橋がSHOにハイフライフローを決めて勝利。棚橋、矢野、オレッグがNEVER無差別級6人タッグ新王者に輝いた。オレッグにとっては初のベルト戴冠となった。

 試合後にマイクを持った棚橋は「僕たち新日本プロレスはなかなか台湾に来れませんでした。でもこれからはたくさん台湾に来ます。これから新日本プロレスをもっともっと盛り上げていきます。またすぐに会いましょう」とファンに約束。最後は決め台詞の「台湾の皆さ~ん!愛してま~す!!」の大合唱で大会を締めた。(酒井 卓也)

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