DAZN 　WBC世界スーパーライト級タイトルマッチ「デヴィン・ヘイニー vs ライアン・ガルシア」日本時間4月21日PPVで独占ライブ配信

　スポーツ・チャンネル「DAZN（ダゾーン）」は、日本時間4月21日、米国ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催されるWBC世界スーパーライト級タイトルマッチ「デヴィン・ヘイニー vs ライアン・ガルシア」を、ペイ・パー・ビュー（追加有料コンテンツ、以降PPV）にて独占ライブ配信すると発表した。

　米国出身の王者ヘイニーは、これまで31戦無敗の戦績を誇り、2022年6月にはライト級でWBC、WBA、IBF、WBOの主要４団体の統一世界王者となった。昨年12月のスーパーライト級への転向初戦で当時のWBC世界王者レジス・プログレイスに勝利し、2階級制覇を達成。ボクシングにおいて異なる階級の選手同士の強さを比較・格付けするパウンド・フォー・パウンドでTOP10に入る超実力者で、ガルシアを退ければ今後無敗ロードを突き進む可能性もある。

　一方のガルシアも米国出身で、これまで25戦24勝1敗の戦績。2021年1月にはWBC世界ライト級暫定王者となったものの、メンタルケアのため1年3ヶ月の休養をとる間に王座を剥奪された。復帰2戦目となった昨年4月のジャーボンテイ・デービスとのノンタイトル戦では初黒星を喫したが、ファイトスタイルは好戦的で実力は世界王者レベル。インスタグラムのフォロワー数1000万人超えで、アメリカではアイドル的人気を誇る超スター選手だ。デービス戦はラスベガスで行われたボクシング大会の中で歴代５位の入場料収益を上げるなど注目を集めた。

　まだ25歳同士の両者の対決は、今年１月時点ではガルシアが他の対戦者と試合をする意向を表明するなど、その実現が危ぶまれまれていた。２階級王者のヘイニーが初防衛を果たすのか、ガルシアがスーパーライト級で初タイトルを獲得し、人気だけでなく実力をしめせるのか、見逃せないマッチアップとなっている。