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内藤が「ロス・インゴ対決」制しIWGP世界へビーV2 またしても辻陽太の壁になった

[ 2024年4月6日 22:12 ]

辻陽太(左)を退けた内藤哲也(新日本プロレス提供)
Photo By 提供写真

 新日本プロレスは6日、東京・両国国技館で「SAKURA GENESIS 2024」を開催し、メインのIWGP世界へビー級選手権は王者の内藤哲也(41)が今年のニュージャパンカップ優勝者で挑戦者の辻陽太(30)を34分26秒、片エビ固めで下し、2度目の防衛に成功した。

 王者としてまだ負けるわけにはいかなかった。2021年8月1日、後楽園ホール。壮行試合に臨んだ辻を完膚なきまでにたたきのめした内藤がまたしても大きな壁となった。序盤はアメフト仕込みのパワーに何度も追い込まれたが執拗な首への攻撃でダメージを与え、徐々にペースを取り戻す。勝負どころで繰り出した「掟破りのジーンブラスター」で流れを変え、最後は旋回式のデスティーノでとどめを刺した。

 同じロス・インゴの後輩の猛攻をしのいでベルトを死守。試合後には12日のシカゴ大会で特別試合として対戦が決まっていたジョン・モクスリーにタイトル挑戦を受けた。内藤はその場で承諾し「モクスリーに勝って、IWGP世界へビー級王者としてまた日本に戻ってきます。楽しみにお待ちください」と宣言。最後は両国では昨年8月以来8カ月ぶりとなる「デ・ハポン」の大合唱で締めた。

 ▼辻陽太 オレは新日本を背負っていなかいといけないんだ。負けた今でもその気持ちは変わらない。また倒れても転んでも何度だって立ち上がる。それを見せるのがプロレスラー、新日本プロレス。きょうは運命がオレに振り向かなかっただけ。

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