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畑山隆則氏「擁護するわけじゃないけどこれはちょっと酷い…」 JBCの井岡一翔への戒告処分発表に疑問

[ 2024年4月2日 21:05 ]

(左から)竹原慎二氏、渡嘉敷勝男氏、畑山隆則氏
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 ボクシングの元世界王者、渡嘉敷勝男氏(63)、竹原慎二氏(52)、畑山隆則氏(48)が2日までにYouTubeチャンネル「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル」を更新。3月にJBCがWBA世界王者・井岡一翔に戒告処分を発表したことについて言及した。

 日本ボクシングコミッション(JBC)は3月10日、世界4階級制覇王者でWBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(34=志成)が倫理規定第2条に違反したとして戒告処分としたことを発表。井岡は22年12月31日開催のジョシュア・フランコ(米国)とのWBO&WBA世界スーパーフライ級王座統一戦時に行われたドーピング検査において、尿検体から禁止薬物の大麻成分(THC)が検出された。

 これはJBCルール第97条に抵触しないが、JBCは「当該事実によって、同人が、本試合の開始前の不詳の時期に、不詳の場所において、不詳の方法により日本において所持が禁止されている大麻の成分であるTHCを摂取する行為又は受動的にTHCを摂取することになる状況を招く作為若しくは不作為をしたとの疑い完全に払しょくできず、ボクシング界を代表するボクサーが違法に大麻を使用しているという疑念を生じさせた。よって、JBCは、井岡が、常に品位を高めボクシング界の信頼を維持するように努めなければならない義務を怠り、倫理規定第2条に違反したと認める」と説明した。

 今回の件について畑山氏は「戒告処分は処分の中では1番軽い処分。なんで今更になって何で軽い処分をわざわざ発表する必要があるのか。井岡君を擁護するわけじゃないけど、これはちょっと酷いな…」とJBCの対応に疑問を持った。

 渡嘉敷氏は「井岡選手は、せっかく4階級制覇して頑張っているのにね。それだけボクシングが今注目されている。そういう事をやるとバンバン出る…」とコメントとすると、畑山氏は「それはコミッションがやる事じゃない。注目されているからと言って、コミッションがそういう話題に乗っかって、よくない情報を流すと“あなたたちはボクシングで食べてるのにボクシングを貶めるつもりか!?”と言わざるえない」と語った。

 竹原氏は「マスコミからしつこく言われて何か処分とか決めないといけないと思って、一番軽くしたって可能性はあるよね」と私見を述べた。

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