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【ボクシング】大橋ジム4選手プロテスト合格 八重樫トレーナー「尚弥がいなくなった後を支える選手たち」

[ 2024年4月2日 18:13 ]

プロテストを受験した(左から)田中空、田中将、大橋、坂井(撮影・島崎忠彦)
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 プロボクシング大橋ジムからプロ転向した、アマ6冠・田中将吾、同5冠・田中空、22年世界ユース選手権覇者・坂井優太、22年全日本王者・大橋蓮が2日、東京・後楽園ホールで6回戦出場が可能なB級のプロテストを受験し合格した。

 3分3ラウンドのスパーリングでは4選手ともに高い技術を披露。日本人初のウエルター級世界王者を目指す田中空は、ジムの先輩で日本スーパーウエルター級10位の安達陸虎(26)相手に接近戦で強さを発揮。「安達さんも僕に気を使ってくれたと思う」と笑顔を見せながら「プロはグローブが小さいので、(パンチを)もらわない練習を徹底してやってきた。本当にプロになるんだなと実感した」と表情を引き締めた。

 4選手ともに6月ごろのデビュー戦を予定。八重樫東トレーナーは「今は(井上)尚弥が筆頭だが、尚弥が引退した後を支える選手たち。田中空は重量級でも世界を狙えるし、田中将は軽量級だがパンチは強い。坂井は世界王者としての技術もあるし、大橋はパンチ力がある。みんな光るものがあるし、いつまでも強いジムでいるためにも大切に育てたい」と期待を寄せた。

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