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元世界王者3人が“最激戦区”バンタム級で日本版WBSS開催希望!畑山氏「考えただけでも武者震いする」

[ 2024年2月26日 07:10 ]

最激戦区のバンタム級。(左上から時計回り)中谷潤人、井上拓真、武居由樹、那須川天心
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 ボクシングの元世界王者、渡嘉敷勝男氏(63)、竹原慎二氏(52)、畑山隆則氏(48)が26日までにYouTubeチャンネル「渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則 公式チャンネル」を更新。“最激戦区”となっているバンタム級で日本版WBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)の開催を期待した。

 24日に両国国技館で開催された「Prime Video Presents Live Boxing7」でバンタム級ではWBC世界同級1位の中谷潤人(M・T)が王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)を6回TKOで下し日本男子7人目の世界3階級制覇を達成。メインイベントではWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)が同級9位ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)を9回KOで下し初防衛に成功した。

 拓真は次戦WBA1位で元スーパーフライ級日本王者の石田匠(井岡)との指名試合になる可能性が高い。大橋会長は「井上尚弥と(同じ日に)やらせたい。日本中を沸かせる試合ができると思う」と、5月6日に東京ドームでの開催が有力の兄・尚弥の防衛戦と同日にダブル世界戦を視野にしていることを明かしている。

 バンタム級は拓真、中谷の他にも元K―1王者で元東洋太平洋スーパーバンタム級王者の武居由樹(大橋)、“キックの神童”でボクシング転向後3連勝を飾った那須川天心(帝拳)、元日本王者の堤聖也(角海老宝石)、現WBOアジアパンパシフィック王者の西田凌佑(六島)、元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(志成)など実力者がそろっている。

 竹原氏は「この中でトーナメントやったら盛り上がるよね」と笑顔を見せると、畑山氏も「金になりますよ。日本だけでも何億って金になるカードじゃないですか」とつづいた。

 現時点でバンタム級には2人の日本人世界王者が居て、今後4団体の王者が全て日本人になる可能性もある。畑山氏は「そうなったらマジでWBSSやるべきですよね。4人の王者が出場することを見込んで、その他にチャンピオンじゃない天心とか武居くんとか入れたら凄いじゃないですか。考えただけでも武者震いする。本当にバンタム級は楽しみしかない」と大興奮してトーナメント開催を希望した。

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