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【ボクシング トリプル世界戦】田中恒成 最速4階級制覇へ自信「準備はできています」

[ 2024年2月23日 05:05 ]

WBO世界スーパーフライ級王座決定戦 ( 2024年2月24日    両国国技館 )

<トリプル世界戦会見>記者会見を終えた田中(左)とバカセグア(撮影・島崎忠彦)
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 プロボクシングのトリプル世界戦の記者会見が22日、都内のホテルで開かれた。約3年2カ月ぶりの世界戦となる田中恒成は史上最速で日本男子3人目の世界4階級制覇を目指す。井上尚弥ら偉大の王者たちに続く複数階級制覇へ向け、自信を口にした。

 井岡、井上に続く日本人3人目の快挙を目指す田中は「フィジカル面でもメンタル面でも世界4階級王者になる準備が今できている。激しい試合にはなるが、そこに臨む準備はできています」と自信満々に胸を張った。同級2位のバカセグアとの王座決定戦。ツーショットでの撮影では右手の4本の指を立てて「4階級制覇」をアピールした。

 WBOでミニマム級、ライトフライ級、フライ級を無敗のまま制覇。20年大みそかの井岡戦でプロ初の黒星を喫したが、約3年2カ月ぶりとなる世界戦で再度4階級制覇を目指し、映像などで相手対策も十分に行ってきた。

 プロ21戦目で世界4階級制覇を果たせば、元世界6階級制覇王者のデラホーヤ(米国)の24戦目を抜く最速記録となる。「ファンに再び王者になる姿を見せる。どんな状況でもこの気持ちを忘れない」と意欲を示した。

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