東日本新人王準決勝　赤井英和の息子・英五郎VS伊吹吾郎の孫・遼平　赤井英五郎が3回TKO勝利

プロボクシング東日本新人王トーナメント準決勝ミドル級4回戦 （ 2023年9月15日    東京・後楽園ホール ）

＜東日本新人王準決勝＞1回、伊吹（右）を攻める赤井（撮影・藤山　由理）
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「浪速のロッキー」とこと元プロボクサーで俳優の赤井英和（64）の長男、英五郎（28＝帝拳）と俳優の伊吹吾郎（77）を祖父に持つ伊吹遼平（27＝三迫）が激突し赤井英五郎が3回2分11秒のTKO勝利し決勝進出を決めた。

　新人王3度目の出場となる赤井はここまで2勝2敗2KO。21年9月のデビュー戦となった東日本新人王同級4回戦では1回TKO負けを喫するも、今年7月の東日本新人王同級4回戦では1回TKO勝利でトーナメント初戦を突破した。

　「どっちが自分の好きなパンチが当たるかがキーになる。練習したパンチを丁寧に当てたい」と意気込んでいた一戦で豪快な打ち合いを展開。3回に左右の強打をあびせると、伊吹陣営がタオルを回し棄権を申し出て試合終了。リングサイドから見守った父・英和も「今日の試合は最高だった」と興奮気味に振り返った。

　11月3日の決勝では昨年7月のプロ2戦目で2回TKO勝ちしたマッチョパパ一基（34＝協栄）と対戦する。