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井上尚弥 「耐乳酸トレ」で7・25フルトン戦へ順調仕上げ メキシコ人選手とのスパーも開始

[ 2023年6月2日 16:32 ]

井上尚弥
Photo By スポニチ

 プロボクシング前4団体統一世界バンタム級王者の井上尚弥(30=大橋)が、7月25日に東京・有明アリーナで行われるWBC&WBO統一世界スーパーバンタム級王者・スティーブン・フルトン(28=米国)戦に向けて、メキシコ人パートナーとスパーリングを行っていることが2日、分かった。

 招へいしているのはクリストファー・ロペス(25=メキシコ)。16勝10KO1分けの戦績で、1メートル70のオーソドックススタイルの選手。ロペスの帰国後は、過去に井上のパートナーを務めたジャフェスリー・ラミド(23=米国、11勝、4KO)や、メキシコ人選手2人がスパーリングパートナーとして来日する予定だという。

 井上は拳の負傷で、5月7日に予定されていたフルトン戦を延期したが、先月から大橋ジムのトレーナーに就任した鈴木康弘氏が取り入れた、短いインターバルで負荷の高い練習を繰り返す「耐乳酸トレーニング」で体力強化に励んでいるという。

 鈴木トレーナーが現役時代、自衛隊体育学校で取り入れていたもので、同氏は「疲れた状態でもパンチを打てるようにする。試合の時の疲労度が違う」と効果を明かす。フルトン戦に向けて、井上の順調な調整ぶりを感じさせた。

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