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【RIZIN】スダリオ剛 元UFC選手に圧倒的な判定勝利!再起戦白星に「カッコイイ姿を見せたくて…」

[ 2023年4月29日 17:40 ]

RIZIN LANDMARK5   ○スダリオ剛ーロッキー・マルティネス● ( 2023年4月29日    東京・国立代々木第一体育館 )

<RIZIN LANDMARK5>マルティネス(下)にパンチを振り下ろすスダリオ(撮影・島崎忠彦)
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 格闘技イベント「RIZIN LANDMARK5」が29日、東京・国立代々木第一体育館で開催された。第3試合にはスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT/PUREBRED)が元UFC選手のロッキー・マルティネス(グアム)に判定勝利で再起戦を制した。

 1Rの序盤はケージを背負いながらも左ジャブを出しながら打撃を散らし、パンチからのスピンキックで会場を沸かせた。テイクダウンに成功すると、上のポジションをキープ。ラウンド終了間際には肘と鉄槌を落として相手を流血させた。

 2Rは、打撃の有効打からテイクダウンに成功するとケージ際に追い詰め、肘と鉄槌を落として、さらに膝蹴りやサッカーボールキックで圧倒した。最終ラウンドも序盤でタックルに入って、有効なポジションをキープして打撃を落として、相手をコントロールして試合終了。判定3―0で再起戦を制した。

 試合後にスダリオは「勝ちました!」と開口一番。「前回は無様な負け方をしてしまったんですけど、今回ロッキー選手とやれて凄くプレッシャーはあったんですけど、先月子どもが生まれてお父さんになって最初の試合でした。カッコイイ姿を見せたくて勝てて良かったです」と父親としての初戦を白星で飾れて安どの表情を見せた。

 スダリオは、元力士で20年大みそかにRIZINデビュー。3連勝後に21年6月の「RIZIN.28」でシビサイ頌真に一本負けを喫してMMA初黒星。その後、再び3連勝を飾ったが、前戦は昨年大みそかの「RIZIN.40」にマーク・ハント一門のジュニア・タファに初TKO負けを喫した。

 再起戦の相手のマルティネスは、第3代PXCヘビー級王者、第6代DEEPメガトン級王者で21年にはUFCにも参戦。スダリオの実績からしても過去一番の相手だったが「おそらく結構タフな試合になるのは覚悟しているので、迫力のある良い試合を見てもらえたらと思います」という言葉通り、タフな試合を制して再起戦を勝利で飾った。

 ▼スダリオ剛 素直にうれしいです。(パパ1勝に)まだ生後1カ月なので家にいます。何回かぐらつかせたけど、タフな選手でKOするのは難しかった。勝ってもおごらず格闘技に真摯に向き合って、どんな相手にも勝っていく姿を見せたいです。

 攻め急いでスタミナ切れとか怖かったので、いろんなところに気を散らしたかったので、プラン通りです。ミルコとかやっている強い選手だったので、気持ちで立ち向かっていけたのは良かったです。

 ガードの悪いのを直すことを重点的にやってきた。これまでは不安を抱えながら試合に臨むこともあったけど、今回は自分を信じてやりきれたのは自信になった。

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