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魔裟斗 木村“フィリップ”ミノルのパッキャオ戦熱望に厳しい意見「そんな危ない選手を使えない」

[ 2023年3月9日 07:00 ]

魔裟斗
Photo By 提供写真

 元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(43)が8日に自身のYouTubeチャンネルを更新。5日に開催されたキックボクシング団体「KNOCK OUT」のビッグマッチ「KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT BLAZE」(東京・国立代々木競技場第2体育館)で前日計量を失敗した木村“フィリップ”ミノルが秒殺KO勝利を飾った後にボクシングで史上2人目の世界6階級制覇を果たしたマニー・パッキャオ(フィリピン)に対戦要求したことについて言及した。

 今大会で木村は肘ありルールでクンタップと72キロ契約で対戦予定だった。しかし前日計量で木村は1回目に2・4キロオーバー。2回目も1・7キロオーバーだった。3回目も2回目と同じ1・7キロオーバーとなり計量失敗となった。

 計量失敗によって木村は、ペナルティーとして第1ラウンド、減点2から試合開始。クンタップは8オンス、木村は10オンス着用のグローブハンデとなる。さらに木村のファイトマネーから20%減額という形で試合が実施された。試合は開始からプレッシャーをかけた木村が左フック一閃で1ラウンドわずか32秒決着。秒殺KO勝利を飾った。

 計量失敗に苦言を呈した上で、試合後のパッキャオとの対戦熱望に「もし70キロぐらいで試合するとして、木村がオーバーしてきたらどうすんの?パッキャオがやらないって言ったらどうするの?そんな危ない選手を使えないでしょ」とパッキャオと契約したRIZINの榊原信行CEOを心配した。5日に会場に来場していた榊原CEOも木村の発言に「体重が守れない時点でそんな資格ない」とバッサリ切り捨てていた。

 「使う方からしたらまた計量失敗するんじゃないかと思って、使えないでしょ。体重作ってくるのは最低ラインでしょ」と厳しい意見を述べた。

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