×

前田日明氏 リングスが発掘してきたヒョードルの凄さとは 「ボテッとした体なのにすごいスピードがある」

[ 2023年2月16日 06:30 ]

02年リングス無差別トーナメントを制したエメリヤーエンコ・ヒョードル(右)を祝福する前田日明氏
Photo By スポニチ

 元格闘家で総合格闘技プロモーターの前田日明氏(64)が15日までに自身のYouTubeチャンネル「前田日明チャンネル」を更新。5日に現役を引退したエメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)について言及した。

 ヒョードルは日本時間5日に開催された「ベラトール290」で引退試合を戦った。ライアン・ベイダーが保持するヘビー級タイトルに挑戦したが、1RTKO負けで引退試合を白星で飾ることはできなかった。

 前田氏は引退試合を見て「全然見る影もなかったですね。抜け殻みたいでした」とひと言。さらに「自分の攻撃に自信が持てないというか自信の無さがすごく出てましたね」と回顧した。

 ヒョードルは前田氏がCEOも務めていたリングスがヴォルグ・ハンとの関係で発掘してきた選手だった。「ハンに紹介された4人の中で“いちばんグラウンドがダメなんだけど…”ってやつだった」とイチオシの選手ではなかった。しかしその後、リングスでヘビー級と無差別級の王座に就いた。PRIDEに出場すると03年にアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラを下しヘビー級王座を獲得。04年にはヘビー級グランプリに優勝するなど日本の格闘技ブームの中心に居た1人だった。

 ヒョードルの凄さについて「瞬発力もすごいですし、組んだ時の腕力の強さというか柔軟性もありましたね。あんなボテッとした体なのにすごいスピードがあるんですよね」と語った。「ヒョードルがあのような洗練した闘い方のセオリーのひとつを作ったんかなと思います。ヒョードルのコピーみたいなのを作ったと思いますね。頭のインテリジェンス能力も高かったと思います」と振り返った。

続きを表示

この記事のフォト

「井上尚弥」特集記事

「中谷潤人」特集記事

格闘技の2023年2月16日のニュース