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WBC&WBA統一王者の寺地拳四朗が城陽市長をKO!? 地元自治体で2団体統一を報告

[ 2022年11月18日 17:18 ]

地元市長もKO!?城陽市役所で奥田敏晴市長(左)に、京口戦のダウンシーンを実演する寺地拳四朗
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 プロボクシングWBC&WBA統一世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(30=BMB)が18日、京都府の城陽市、宇治市、久御山町などを表敬訪問した。いずれも所属ジムや自宅などがある自治体で在住の後援者も多く、世界戦勝利のたびに報告に出向いている。

 城陽市役所で奥田敏晴市長らとの懇談では求めに応じ、1日の2団体統一戦で前WBAスーパー王者の京口紘人(ワタナベ)からダウンを奪ったシーンを実演。かなり遅いスピードながら寸止めの右ストレートを放ってみせ、同市長は「なぐられなくて良かった~」と、おどけた。既に公言しているライトフライ級での4団体統一に期待する声が相次ぎ、寺地は「まだWBAのベルトが(手元に)届いてないけど、2団体は通過点。絶対にあと2本獲ります。4つのベルトを(並べて)見るのを楽しみにしてください」と力強く宣言した。

 ミニマム級のWBC王者・井岡一翔―WBA王者・八重樫東以来10年ぶりに実現した日本人対決の2団体統一戦に7回TKOで勝利。5回の攻防も迫力満点で、年間最高試合の有力候補と目される。「もし、いただけるなら…。でも井上(尚弥)選手の4団体統一戦があるから」。WBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が12月13日に臨む一戦が気になる様子だった。

 自身が来春にも臨む次戦はWBC王座の指名試合となる見通し。「できれば統一戦をやりたいけど、指名試合があるなら仕方がない」。その後にWBO王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)との3団体統一戦を目指す方針だ。

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2022年11月18日のニュース