×

IBFが尾川に勝ったSフェザー級王者コーディナの王座剥奪 負傷で指名試合キャンセル

[ 2022年10月5日 15:25 ]

尾川(左)にKO勝ちしたコーディナ(撮影・田中哲也通信員)
Photo By スポニチ

 IBF(国際ボクシング連盟)は4日、スーパーフェザー級王者ジョー・コーディナ(30=英国)の王座を剥奪したと発表した。拳を負傷して11月5日にUAEのドバイで予定されていたシャフカッツ・ラヒモフ(28=タジキスタン)との指名試合に出場できなくなった。拳のケガは手術が必要で、復帰は来年になる見込みという。

 コーディナは6月、前王者の尾川堅一(34=帝拳)に2回KO勝ちして王座を奪取。王座剥奪に「めちゃくちゃ腹が立った。世界王者になるために人生をかけてきたが、防衛するチャンスさえなかった。奪われた気分だ」と不快感を示した。IBFはラヒモフとランキング2位のゼルファ・バレット(29=英国)による王座決定戦を指令。勝者にコーディナが優先的に挑戦できるという。スーパーフェザー級は前WBC&WBO統一王者シャクール・スティーブンソン(25=米国)が体重超過で王座を剥奪されており、4団体中3団体で王座が空位という異常事態となった。

続きを表示

2022年10月5日のニュース