×

赤井英和長男・英五郎が27日に東日本新人王準決勝「スカッと爽快に分かりやすい勝ち方を」

[ 2022年9月26日 15:21 ]

東日本ミドル級新人王準決勝に出場する赤井英五郎
Photo By スポニチ

 プロボクシングの東日本新人王トーナメント準決勝は東京・後楽園ホールで26、27日の2日間にわたり行われる。27日のミドル級準決勝には「浪速のロッキー」と呼ばれた元プロボクサーで俳優の赤井英和(63)の長男、英五郎(28=帝拳、1勝1KO1敗)が出場。元キックボクサーの左右田泰臣(34=EBISU K’sBOX、1勝1KO)と対戦する。26日に東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われた前日計量は赤井がリミットより200グラム軽い72・3キロ、左右田が500グラムアンダーの72・0キロでパスした。

 赤井は対面した左右田を「優しそうな人。でも強い人はだいたい優しいから油断しないようにしたい」と評し、「パンチが速いので警戒して、簡単に(パンチを)もらわないように、前よりも上体や頭を動かす」と話した。7月のプロ2戦目で激しい打撃戦の末に2回TKO勝ちして初勝利。「今回は良い意味でハラハラさせる試合ができれば。(パンチを)もらわないのは無理だけど、スカッと爽快に、分かりやすい勝ち方をしたい。ポイント(採点)になったら僕は分からないので」と抱負を述べた。過去2戦は興行の中でも早い時間帯に行われたたが、今回は“メーン”に相当する12試合目。それでも「アマの時には79試合目もあったので、それと比べれば簡単かな。待つのは慣れてます。その時は横になって寝ていたし、ネットフリックスも見ていた」と明かして笑いを誘った。

 自身が編修・監督を務め、父の現役時代の映像とインタビューで構成したドキュメンタリー映画「AKAI」が今月9日から公開中。英和氏は舞台あいさつで全国を回っているが、自身も劇場のスクリーンで鑑賞し「パソコンでは何回も見ている映像だったけど、伝わってくるものが違う。生の試合と携帯で見るぐらいの差があった」という。「当時(の試合会場の雰囲気)はもっと凄かったと思う。会場に来て下さる人たちの期待に応えられるような戦いをしたい」と成長を誓った。

 ▼左右田泰臣 (キックから転向初戦の)前回は3年ぶりの試合でフワフワしていたし、ダウンして焦ってしまった。(赤井は)ハードパンチャーで危ないので集中しないといけない。K―1から来たのでよそ者と見られるけど、ボクサーとして試合をするので、そこを見てもらいたい

続きを表示

2022年9月26日のニュース