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スーパーバンタム級王者・金子晃大 40秒で強さを証明 K―1よこはまつり

[ 2022年9月11日 20:31 ]

スポニチ後援 K―1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~   ○金子(1R40秒、KO)スウィントン● ( 2022年9月11日    神奈川・横浜アリーナ )

<K―1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~>スーパーファイト-56キロ契約、1回スウィントン(左)をKOする金子(撮影・藤山 由理)
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 56キロ契約のスーパーファイトで、スーパーバンタム級(55キロ)王者・金子晃大(25=三軒茶屋シルバーウルフ)がジョーダン・スウィントン(21=英国)を秒殺した。

 1Rの開始10秒、左フックで最初のダウンを奪うと、その後も果敢に攻めた。40秒、左のパンチを放ってからの右ボディーストレートをさく裂させると“英国の暴れん坊”は悶絶しながら倒れ、あっけなく試合が終わった。

 金子は2月のスーパーバンタム級王座決定トーナメントを制して悲願のK―1王者となった。だが、6月の「THE MATCH 2022」ではRISEの鈴木真彦に判定で惜敗していた。王者として初めて上がるK―1のリングで初の外国人選手との対戦。連敗は許されない状況だった。

 圧倒的な勝利を奪っても、前戦の黒星の悔しさは消えなかった。リング上でマイクを握ると、まずは「6月にふがいない結果で申し訳ございませんでした」と謝罪。さらに「鈴木選手とできる機会が欲しいと思っています。それまで強くなる」と再戦を熱望していた。

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2022年9月11日のニュース