皇治VSヒロキングのエキシビションは決着つかず 皇治「今日はバイトを頑張った」
ABEMAスペシャルマッチ ( 2022年8月14日 エディオンアリーナ大阪 )
RIZINなどで活躍する総合格闘家の皇治(33)が現役プロボクサーのヒロキング(福重浩輝、29=KWORLD3)と3分3ラウンドのエキシビションマッチを行った。元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏がプロデュースするボクシング興行「3150FIGHT」終了後、日本ボクシングコミッション(JBC)管轄外のイベントとして3分×3ラウンドで対戦。軽快に左ジャブを繰り出し、フックを振る皇治に対し、ヒロキングは余裕を感じさせる動きで対応。パワフルなボディーショットを打ち込み、腰を振る挑発ポーズやバッティングをしてみせるなど会場を盛り上げた。最後の3回は両者ともフックを打ち合ったが、決定打は打ち込めず勝敗はつかなかった。
ヒロキングは地元の大阪でイベントを盛り上げた皇治に感謝し「倒したかった。さすがにスーパースターだけあってうまい」と評価しつつも、「ぶっちゃけ、倒せると思った。僕は4回戦ボクサーですけど、負ける気はしなかった。皇治選手がボクシングをやったとしてチャンピオンになれるかはクエスチョン。無名なチャンピオンの方が強いと思った」と正直に語った。
一方の皇治は「今日はバイトを頑張りました」と強調し、ヒロキングについては「キャリアが違いますよ。五味選手とかにどれだけ殴られてきたと思ってるんですか?かわいい赤子ですよ。ガッツはあると思うけど、技術はまだまだと思う」とバッサリ。「僕はボクシング好きなんですよ」「ボクシング来ても倒れへん。早く倒れたい」「ボクシングでプロデビューするかもしれませんよ?」「メイウェザーと記者会見したら絶対に勝ちますよ」と余裕でリップサービスを連発した。
イベントは元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏がプロデュースするボクシング興行「3150FIGHT」終了後に開催された。JBCはライセンスを持つ現役ボクサーと格闘家の対戦はルールに抵触するとして、9日付で亀田氏側に「自主的変更」を求める要望書を送ったが、開催直前とあって選手変更はできず、予定どおりに行われた。この日の興行からイベントまでの間隔はJBCが基準とする1時間ではなく約20分間。観客の入れ替えについても、主にリングサイドの観客が興行からそのまま残るなど完全に実施されたとは言えなかった。JBCの成富毅事務局長は「起きたことを報告して、問題があるのかどうかも含めて判断する」と話した。
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