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魔裟斗 「下がらされたら…」ブアカーオの一番の武器とは?三浦孝太VSブアカーオについて展開含めて言及

[ 2022年8月6日 22:35 ]

魔裟斗
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 元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(43)が6日、自身のYouTubeチャンネルを更新。19日にタイのラジャダムナンスタジアムで行われる「ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)」で格闘家の三浦孝太(20=BRAVE)と元K―1 MAX世界王者のブアカーオ・バンチャメーク(40=タイ、旧・ポー.プラムック)がキックボクシングのエキシビジョンマッチで対戦することに言及した。

 ブアカーオは7月6日にカンボジアで開催された「WORLD FIGHT TOURNAMENT2022」で3年ぶり試合をした。現役275戦目の試合でドミトリー・ヴァラッツ(ベラルーシ)と対戦して判定勝利。プロ240勝目を飾った。対して孝太は昨年大みそかにプロデビューして1戦1勝。「凄いハンディマッチだよね」と苦笑いした。「まだ1戦しかしてないのに、そんなアジア圏内で人気なんだね」と孝太のアジアでの人気に驚いた。

 今回はエキシビジョンマッチだが公式戦で戦ったらどうなるかスタッフから聞かれると、魔裟斗は「そりゃ無理だよ」とバッサリ。「前回の試合を見ても、俺とやってた頃よりもめちゃくちゃ落ちてる。でもブアカーオの一番の武器は半端なく前に出る圧だから」と説明した

 「三浦が多分パンチでいくじゃない?蹴りで行っても無理だし、パンチでいってもブロッキングですぐ掴まれて首相撲地獄からのヒジの展開。それやったらブアカーオ安全だもん。首の距離にしちゃったらパンチなんか打てないし、好き放題に転かせて良いタイミングがあったらヒジ打ちを狙う。ブアカーオも40歳だけど首相撲させたらめっちゃ強いからね」と展開も含めてブアカーオの強さを語った。

 孝太についても「ブアカーオの前に出る圧力に下がらされて組まれたら1番辛いペースになる」と話しつつも、ムエタイ特有の掴み方にはアッパーが有効だという。

 このマッチメークについても「ブアカーオはタイの英雄だから英雄が勝つ姿をみんな見たい訳よ。そのアウェーに飛び込んでいくからかなりキツイと思うよ」と孝太にとっては苦しい試合になると予想。「ブアカーオにとっては話題があって強くない選手で最高」とブアカーオ目線でも推測した。

 逆に「多分、気が強いんだよ。自分が小っちゃい頃に見てたブアカーオと戦えるし、“40のおっさんならいけるでしょ?”って感じなんじゃない?」と今回のオファーを受けた孝太の心境を想像した。

 動画では魔裟斗が過去に2度ブアカーオと戦った試合を振り返った。

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