リオ銀の太田忍、異例のバク宙公開練習　ベテラン元谷友貴と対戦「ボコボコにさせていただきます」

RIZIN.37に向けて公開練習を行った太田忍と浅倉カンナ
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　総合格闘技イベント「RIZIN.37」（31日、さいたまスーパーアリーナ）に出場する太田忍（28＝パラエストラ柏）が21日、千葉・柏市の所属ジムで公開練習を行った。

　16年リオデジャネイロ五輪レスリング銀メダリストの太田は今大会が個人としてはRIZIN4戦目。61キロ契約5分×3Rで元谷友貴（32＝フリー）と対戦する。この日の公開練習は1分間、バク宙を繰り返す異例のスタイル。実は5月にRIZIN　LANDMARK　vol.3にグラップリングルールのタッグマッチで緊急参戦したが、リングイン後にトライしたバク宙に失敗。これが大バズり。太田は「今回は成功するように練習した」と説明した。

　太田がリングでバク宙をするようになったのはRIZIN2戦目の久保優太戦からで、そこから2連勝。失敗した前回はタッグマッチだったとはいえ、引き分けに終わっていた。太田にとっては試合に勝つためにもバク宙の成功は必須条件とも言える。

　対戦相手の元谷はキャリア豊富なベテラン。太田は「戦績も実績もはるかに上の選手。RIZINだからこそやらせてもらえる」とリスペクトしつつ、「自分の強いところを出して戦うだけ。対戦が決まった時から覚悟は決まっているので。あとはボコボコにさせていただきます」と意気込んだ。