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【武尊と一問一答】「KOじゃないと勝敗はっきり決められない。倒して勝ちます」VS天心 前日会見

[ 2022年6月18日 17:10 ]

<THE MATCH2022>意気込みを語る武尊(撮影・島崎忠彦)
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 格闘技イベント「THE MATCH 2022」の前日計量が18日に東京都内で行われ、メインイベントで行われる58キロ契約のRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)とK―1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者・武尊(SAGAMI―ONO KREST)の“世紀の一戦”は両者ともに計量パスした。

 前日会見での武尊との一問一答は以下の通り。

 ――意気込みをお願いします
 「明日はたくさんの人のおかげで実現できた試合だと思っているので、僕のいままでやってきた人生、積み重ねてきたもの全てをぶつけて必ず勝ちます。最高の試合にします。応援よろしくお願いします」。

 ――ここまで長かった。対戦を迎えるにあたっての感慨は?
 「長かったような短かったような感じですけど、この期間は僕の人生の中でも凄い特別な期間だったと思っていて、こんな経験できるのも感謝だし、人生でここまでキツいことってこれからもうないんじゃないかなと思うので。それに感謝して今日を迎えられたので、明日はいままで培ってきたものを全部出して全て報われる試合にしたいなと思っています」。

 ――当日は4キロ戻しの計量があるが、明日までどんなことに気をつけるか
 「こまめに体重を量りながらリカバリーをしていこうかなと思っています」。

 ――どんなファイトを客に見せたいか
 「言葉では何も言わなくてもいいのかなというぐらい最高の相手だと思うし、最高の相手と最高の場所で最高の試合ができるので、それを見てもらえればいろいろ伝わるんじゃないかと思うので、全力で戦って必ず勝ちます」。

 ――勝ち方のイメージはできている?
 「特別イメージは持たないようにして、試合にならないと分からないし。天心選手は世界最高レベルのキックボクサーだと思っているので、何がくるか分からないと思うし、自分の直感を信じて戦おうかと思っています」。

 ――現在の心境は
 「やれることはやってきたので、試合が熱望されてから約7年間、いろんな思いもあったし、その間に試合してきた相手だったり練習してきたものだったり生きてきた時間が全部、明日表れるんじゃないかと思うので、全力でやるだけだと思っています」。

 ――わくわく感?
 「逆に今、僕の中では無になっているイメージです」。

 ――K―1ファイターから武尊選手にバトンをつなぎたいという言葉があったが
 「K―1の強さを見せつけて証明するような大会にしたいと思っています」。

 ――地上波ゴールデンタイムの放送がなくなって
 「聞いたときは凄く悔しかったし、それを目標にずっと芸能活動だったりPR活動やってきたので、その集大成がなくなったのは悔しかった。後日テレビ放送が決まったので、ABEMAで見れなかった人たちやたまたまその放送を見た子供たちとかがパワーもらってくれたらうれしいなと思います」。

 ――ここまで何がキツかった?
 「一番はメンタルですね。今回はいろんな意味で特別な試合だし、実現するまでにもメンタルを消費した。決まってからもお互いいろんなものを背負って明日リングに上がって戦うので、キツいというか良い時間だったなと思います」。

 ――勇気をくれたもの、突き動かしてくれたものは?
 「天心選手の存在が一番僕を突き動かしてくれたんだなと思っていて、その感謝も込めて思い切り戦いたいなと思っています」。

 ――フェイスオフで向き合った印象は?
 「前に会見で会った時よりも研ぎ澄まされている感じがした。天心選手も最高に仕上げてきてくれたんだなと感じました」。

 ――フィニッシュはKOで決めたい?
 「この試合に判定はいらないと思うし、KOでどっちかが倒れてどっちかが立っているっていう図式じゃないとこの勝敗ってはっきり決められないと思うので、倒して勝ちます」。

 ――人生をかけた試合と言っていたが、試合後の人生は想像できている?
 「試合というのは命の取り合いだと思っているので、負けたら“死”と一緒だと思っている。試合後の予定は特に決めていなくて何も考えてないです。とりあえず明日勝つことだけ考えています」。

 ――このあと何を食べてどう過ごすか
 「いつも通り食べるものが決まっているので、うなぎを食べに行きます」。

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2022年6月18日のニュース