吉成名高と石井一成、天心VS武尊の展開予想とは?石井「天心くんはローキックをもらうイメージが…」
日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者となった吉成名高(21=エイワスポーツジム)とムエタイのトップファイターで8月にK―1初参戦する石井一成(23=ウォー・ワンチャイプロモーション)が14日に更新された元ボクシング世界王者の具志堅用高(66)のYouTubeチャンネル「具志堅用高のネクストチャレンジ」に出演。19日の「THE MATCH 2022」(東京ドーム)で行われるRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)とK―1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者・武尊(SAGAMI―ONO KREST)の“世紀の一戦”を試合展開した。
吉成は那須川が前半は有利に運ぶが後半は武尊が有利になると予想した。「1Rは天心選手のスピードが速いんですけど、2Rの後半ぐらいから武尊選手がスピードに慣れてきて圧を強めていくんじゃないかなと予想してます」と3分3ラウンドだからこそ五分の戦いになると話した。
石井も吉成と似てる予想をしていた。「前半は天心選手のスピードが速いと思います。そして今回は58キロ契約です。いつも天心くんはもうちょっと下の階級やってて、武尊選手は60キロでやってて、その間をとって58キロになったんですけど、武尊選手は体が大きいので減量はきついと思うんですよ。そして当日計量で62キロまでしか戻せないので、武尊選手は普段はもうちょっと戻してると思うんで62キロで動けるかどうかも含めて体重はキーになると思います」と話しつつも「武尊選手は凄く仕上げているので問題なくやると思います」と今回の契約体重でも武尊は問題ないと話した。
しかし那須川のスピードはかなり速いので武尊はスピードに慣れるまでかなり戸惑うという。「武尊選手は距離を潰して戦っていくと思うので天心選手が3ラウンド動き回って戦うのか天心くんが打ち合うのかによって展開が変わると思います。そこを捕まえるかどうか、そして後半につれて武尊選手が有利になっていくと思うんです」と吉成の予想同様に後半は武尊が有利になると予想した。
さらに石井は武尊のローキックについて「今回はサウスポーとオーソドックスなのでローキックがちょっと打ちづらいんですよ。オーソドックスはサウスポーの内側にしか蹴れないのでカットしやすいです。だから天心くんはオーソドックスと戦う時はローキックをもらっているイメージがないんですよ。武尊選手は下をどんどん蹴って組み立てるのでそこはキーになるかなと思います」と2人のスタンスがキーポイントに挙げた。
那須川の胴回し回転蹴りについても吉成は「タイミングだと思います。多分、武尊選手も想定はしてると思います。何か当たって行こうとしすぎた時に胴回し回転蹴りをやれば当たるかもしれないですけど多分警戒はすると思うので、そう簡単には当たらないと思います」と話した。
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