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世界戦でママさん対決“戦うシングルマザー”吉田VS“3年ぶり復帰で3度目正直”小沢

[ 2022年5月29日 15:14 ]

ボクシング・WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ   王者 吉田 実代(34=三迫) 15勝2敗 <10回戦> 小沢 瑶生(37=フュチュール) 16勝6KO5敗 ( 2022年5月30日    後楽園ホール )

「ママさん対決」に臨む王者・吉田(左)と小沢
Photo By スポニチ

 前日計量が29日に都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、初防衛を目指すWBO女子スーパーフライ級王者の吉田はリミットの52・1キロ、3度目の世界挑戦で戴冠を狙う小沢は400グラム軽い51・7キロで一発パスした。「戦うシングルマザー」として知られる吉田に対し、昨年6月に出産した小沢は3年ぶりのリング復帰。「ママさん対決」となる。

 吉田は昨年6月に前王者・奥田朋子(ミツキ)から王座を奪い返して以来、約1年ぶりの試合。長女の実衣菜(みいな)ちゃんも今春から小学生となり、試合の準備で接する時間が減っても「泣かなくなった」という。それどころか、「作戦はAからOまでちゃんと立ててね」と“アドバイス”もしてくれるという。「ママさん対決」について問われると、「私はシングルなのでパパでもある。そこの意地を見せたい」と闘志を口にした。今回は新たに始めたYouTubeで興行の全試合を生配信。解説は元WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志氏らが務める。「遠方で見られない人に少しでも元気が出るようにしたい」と意気込んだ。

 一方の小沢は昨年6月に長男・緯泉(いずみ)ちゃんを出産。19年4月以来試合から遠ざかっているが、過去2度挑戦して逃した世界タイトルのオファーを出産4カ月後に受け、リング復帰を決断した。半年前からジョギングで体を動かし始めたが、最近では週1、2回、ピアニストの夫が運転する車で緯泉ちゃんと3人で他のジムへ出稽古。吉田と2度の対戦経験がある奥田とも手合わせし、吉田戦についても話を聞かせてもらったという。この日はリミットから100~200グラムオーバーで地元・京都を出発し、緯泉ちゃんを抱っこして移動するうちに体重はアンダーに。「いろいろなことがあったけど、試合を楽しみたいと思っている」と話し、「ママさん対決」については「日本でも、出産したあとも競技ができるという意識が選手やサポートする人たちに広まれば、という気持ちはある」と強調した。

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2022年5月29日のニュース