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敵地初防衛戦の尾川堅一が家族からのお守りを手に渡英 村田の激励に「負けられない」

[ 2022年5月29日 08:52 ]

ボクシング・IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ   王者・尾川 堅一VS同級3位・ジョゼフ・コーディナ ( 2022年6月4日    英カーディフ )

「And Still(王座は動かず)」の刺しゅう入りお守りを手に気合を入れる尾川
Photo By スポニチ

 完全アウエーでの初防衛戦に臨むIBF世界スーパーフェザー級王者の尾川が29日、渡英前の羽田空港で取材に応じた。「日本でやれることはやったと思う。良い状態で準備できて今日を迎えられた。(最終調整は)その時の状況によるけど、メンタル的には落ち着いて良い状態で入れるので、やるだけかなという感じ」と意気込みを述べた。減量は順調で、この日朝でリミット(58・9キロ)まで約2・2キロ。現地での練習はミット打ちなど体重調整程度だという。英国での食事も「今は結構ちゃんとしていると聞いている。どこでもそうですけど、お金さえあればおいしいものが食べられる」と気にしていない様子で、持参する食料は計量後のリカバリー時に口にするようかんやアミノ酸程度にとどめた。

 午前6時に自宅を出発する際は3人の息子が荷物やベルトを車まで運んで見送ってくれたそうで、梓夫人が手縫いした「And Still(王座は動かず)」の刺しゅうが入ったお守りも渡された。お守りは昨年11月に米ニューヨークで王座を獲得した際も持参しており、中には家族からの手紙入り。「飛行機で読みます」と顔をほころばせた。黒地に「KO」などとスパンコールで彩られたTシャツも夫人がスワロフスキーを1つ1つ貼り付けたもので、「(世界に)これ一枚しかないです」と胸を張った。

 出発前2日間はコーディナの試合映像を見て、挑戦者の動きを再確認。「最初見たのと(印象は)変わらない。いいシーンも打たれるシーンもある。そこのイメージぐらいですね」と話した。3日前にはジムの同僚で前WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(36=帝拳)からも激励を受け、「ジムにいきなり来たのでビックリした。いつもどおり“頑張れよ”と言ってくれた」と感謝した。尾川が「なんで(英国に)来てくれないんですか」と口をとがらせると、解説の仕事を抱える村田は「めっちゃ行きたいんや」と答えたと明かし、「でも、うれしかったです。負けられないなと気持ちも入る」と表情を引き締めた。

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2022年5月29日のニュース