堀口恭司 バンタム級T1回戦の敗因とは?「抜けられても長い時間をかけないと…」
RIZINバンタム級王者の堀口恭司(31=アメリカン・トップチーム)が27日に自身のYouTubeチャンネルを更新。現地時間23日にハワイで「ベラトール279」で行われた優勝賞金100万ドルのバンタム級ワールドグランプリトーナメント1回戦でパトリック・“パッチー”・ミックス(アメリカ)に判定0-3で敗れた試合を振り返った。
堀口は昨年12月ベラトール世界バンタム級王者のセルジオ・ペティスに挑戦したが4RにバックブローでまさかのKO負けを喫して今回の試合が再起戦となった。トーナメント1回戦の相手は寝技を得意とするパトリック。試合は1R開始早々にパトリックにバックを取られてピンチを迎えた堀口。そのままリアネイキッドチョークを決められそうになるが回避したものの耐えしのぐ時間が続いた。
その後ラウンドでは堀口が打撃を当てる場面もあったが有利な展開を作れず。判定は3者ともに47―48で堀口は判定で敗れて2連敗となった。
動画の冒頭で「昨日の試合、見事に負けました。2連敗で自分の中でも悔しいですね」と悔しい思いはありつつも「でも本当にずっと悔しがっていてもしょうがないのでこれからもっと強くなる為に前を向いて頑張っていきます。次もっと強くなって帰ってくるのでまた観てください」と前向きな言葉並べて、支えてくれた人たちに感謝した。
今回のゲームプランは相手の得意な寝技に持ちこまれないように打撃で攻めていく予定だったと明かした。「寝技になるべく持っていかれないように打撃でやって、チャンスがあったらどんどん入っていこうって感じでしたね」。
試合を振り返って「研究してたバックコントロールだったりとかが抜けづらいなというのはありましたよね。抜けられても長い時間をかけないとその技に対して抜けられなかったのでそこが敗因の大きなポイントかなと思います」と敗因を挙げた。ダメージについては自身が蹴ったローキックの脚が腫れている程度だという。1R早々にバックを取られて危ない場面があったが「冷静に落ち着いてやってたので危ないところだけ対処したのでそんなに危ないとは思ってなかったですね」と語った。
動画ではアメリカントップチームのセコンドについたマイク・ブラウンコーチもこの試合を振り返った。
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