京口紘人VSベルムデス　6・10メキシコ正式発表「統一戦は使命」

京口紘人
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　ボクシングのWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人（28＝ワタナベ）が、6月10日（日本時間同11日）にメキシコシティで同級正規王者エステバン・ベルムデス（26＝メキシコ）と団体内の王座統一戦を行うことが決まった。京口が契約を結ぶ英プロモート大手マッチルーム社とDAZNが26日、正式発表した。

　京口はマッチルーム社を通じて「自分自身メキシカンの（ボクシング）スタイルに影響を受けたので、メキシコで試合をすることは長年の夢だった。ベルムデスのようなライバルを相手に、その国で自分のボクシングを披露できるのは素晴らしい機会。統一戦は絶対的なチャンピオンとしての使命だと思う」とコメントした。

　京口は21年3月に米テキサス州ダラスでアクセル・アラゴン・ベガ（メキシコ）に5回TKO勝ちして3度目の防衛に成功。その後、WBAからベルムデスとの対戦を指令されていたが、昨年9月にスパーリングで右手親指付け根を骨折したほか、左肘の負傷や左足の腸脛靱帯（ちょうけいじんたい）炎など故障が続き、興行権の入札も中止となっていた。