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【RIZIN.34】榊原CEO 皇治提案のトーナメント開催は「きっかけで転がる話もあったりするけど」

[ 2022年3月20日 20:57 ]

RIZINの榊原信行CEO
Photo By スポニチ

 総合格闘技イベント「RIZIN.34」は20日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪でMMAルール、キックボクシングルール合わせて計16試合が行われた。試合後、大会を総括した榊原信行CEOは、序盤に1ラウンドKO決着が多く、スピーディーに進行した点について「2時間で9試合は過去最速かも」と振り返り、「キックの選手たちが“やってやろう”という気概、モチベーションを持って臨んでくれたことでテンポよく完全決着の試合が続いた」と分析した。

 パフォーマンス・オブ・ナイトとして、メインのMMAルール(66キロ)5分3Rで萩原京平(26=SMOKER GYM)に勝利した弥益ドミネーター聡志(32=team SOS)の名を挙げ、「アウエーの空気の中、ファンを震撼させた。ドミネーターのミドルネームを地で行く素晴らしいセットアップだった」と称賛した。

 セミファイナルのキックボクシングルール(61キロ)3分3Rで激突した皇治(32=TEAM ONE)と梅野源治(33=PHOENIX)の再戦については、「完全決着してほしかったけど、主催者としてはバッティングがなかったこと、ファンにモヤモヤさせることなく試合成立できてホッとしている」と安ど。勝利後のマイクパフォーマンスで皇治が6月の武尊VS那須川天心のアンダーカードでのトーナメント開催を提案したことには、「前日までは少しも考えている様子がなく、ゲリラ的にぶち上げた。それがきっかけで転がる話もあったりするけど…まあ、無理だろうと思っている」とコメント。「みんなのコンセンサスを得られるかどうか、僕の一存では決められないことじゃない」と説明した。

 今後のRIZINではフェザー級かフライ級でのジャパンGPないしはワールドGPの開催を目指しており、「3月、4月の結果をもって、どんな形にするか明確にしたい」と話した。

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