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岩田翔吉、衝撃の72秒KOで初防衛「必ず世界チャンピオンに」

[ 2022年3月5日 21:19 ]

<日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦>衝撃の1回TKO勝ちで初防衛に成功した王者・岩田翔吉はコーナーポストに上がり、勝利をアピール
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 プロボクシング日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦は5日、東京・後楽園ホールで行われ、王者・岩田翔吉(26=帝拳)が挑戦者で同級3位の大内淳雅(36=姫路木下)に1回1分12秒TKO勝ちし、初防衛に成功した。

 昨年11月に獲得した王座の初防衛戦。大内の左ジャブの打ち終わりを狙ったオーバーハンド気味の右ストレート一発で決めた。何とか立ち上がった挑戦者だが、足元が定まらず、レフェリーはカウント途中で試合をストップ。岩田は「自分の一番得意な右ストレートを当てることができて、KO勝ちで防衛できて良かった」と笑みを浮かべた。

 大内とは昨年6月に対戦し、3―0で判定勝ち。9カ月ぶりの再戦で「前回以上の結果を」と話していたが、大内にボディーを意識させ、得意な右につなげ、わずか72秒で決着と、成長ぶりを示した。元世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナーも「倒せるとは思っていたけど、想定より早かった。アピールするにはこの上ない結果だと思います」と目を細めた。

 WBAスーパー王者・京口紘人(ワタナベ)、WBC王者・矢吹正道(緑)と日本人が世界ベルトを保持ライトフライ級戦線への参戦を強烈にアピールする勝利。岩田は「いつでも行ける準備はしていきたい。自分はもっともっと強くなれる。必ず世界チャンピオンになります」と力強く宣言した。

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2022年3月5日のニュース