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朝倉海 「絶望でしたけどね」と昨年の大みそかを振り返る 今後に向けて「最後に一番強くなれればいい」

[ 2022年1月15日 20:30 ]

<RIZIN33>第16試合バンタム級トーナメント決勝 朝倉海・扇久保博正 扇久保(左)が判定で勝利。敗れた朝倉海も拍手(撮影・篠原岳夫)
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 格闘技イベントRIZINの公式YouTubeチャンネル「RIZIN FIGHTING FEDERATION」が15日に更新され、昨年大みそかに開催された「RIZIN.33」舞台裏の動画が公開された。同大会で行われたバンタム級トーナメントの決勝で敗れた朝倉海(28=トライフォース赤坂)が同大会を振り返った。

 海はバンタム級トーナメントの優勝候補ながらも準決勝で右拳を骨折。棄権せずに決勝で扇久保博正(34=パラエストラ松戸)と対戦したが敗れて優勝を逃し、3年連続で大みそか黒星となってしまった。

 決勝終了後、控え室に戻りながらセコンド陣に敗戦したことを謝り、ドクターチェックの時も「クソ…悔しいです。(右のパンチが)打てなかったですね。やっぱり痛くて…」と悔しい表情を見せる場面も動画で流れた。

 海は「絶望でしたけどね。何が悔しいって期待に応えられなかったのが悔しいですね」と昨年の大みそかを振り返り、周りの期待に応えられなかったことを悔しがった。しかし「他にこんだけ悔しい思いしてる人いないと思うんですよね。そんだけ悔しい思いをしてるだけ強くなれますからね」ともう前を向いていた。

 自身のファイトスタイルについても「右のパンチに頼り過ぎてる所はあると思うんですよね」と話し「今回みたいに右を失っちゃうと何も出来なくなっちゃうっていう組みだったり、寝技だったりの部分でももっとレベルアップしないといけないなって感じましたね」と今回の一戦を生かして今後のファイトスタイルにつなげるという。そして「扇久保さんは本当にカッコよかったなと思いますけどね。強い選手ですし、尊敬もしています」と語り、「すぐにやらせろとは言えないかもしれないですけど、もちろんやられたからにはやり返さないとなって気持ちもあります」と扇久保へのリベンジを誓った。

 最後に海は「最後に笑えれば。最後に一番強くなれればいいですからね」とこれからより強くなっていくと語った。

 動画ではトーナメントの準決勝・決勝の舞台裏や出場選手たちが試合を振り返っている、

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2022年1月15日のニュース