×

井上尚弥 国内世界戦で初のPPV 3960円も8回TKOで購入者に損させず

[ 2021年12月15日 05:30 ]

WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦   〇井上尚弥 TKO8回2分34秒 ●アラン・ディパエン ( 2021年12月14日    両国国技館  )

7回、ラッシュする井上(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 今回は井上の国内世界戦では13戦目で初めて地上波中継がなく、1番組ごとに課金されるペイ・パー・ビュー(PPV)方式でライブ配信された。

 「ひかりTV」と「ABEMA」で配信され、販売価格はGoToイベント適用で3960円。通常は配信当日の視聴申し込みが90%を占めるとされるが、PPVの視聴数は非公表だった。ひかりTVの担当者は「無事に試合が執り行われたことが良かった」とコメントした。

 PPV実施に踏み切ったのは「過去最高」(大橋会長)というファイトマネー1億円以上の井上戦を実現させるためでもあった。統一戦などビッグマッチではなかったため「3960円は高い」との指摘もあったが、8ラウンドを戦った末のKO決着で購入者に損を感じさせない内容となった。

続きを表示

2021年12月15日のニュース