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ロンドン五輪銀のファルカンがIBF挑戦権獲得 村田諒太とプロで再戦の可能性も?

[ 2021年11月21日 13:32 ]

ロンドン五輪決勝を戦った村田(右)とファルカン
Photo By スポニチ

 プロボクシングIBF世界ミドル級挑戦者決定戦は20日(日本時間21日)、米ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノで行われ、同級4位エスキバ・ファルカン(31=ブラジル)と同級5位パトリス・ボルニー(32=カナダ)が激突。無敗同士の一戦は負傷判定2―1でファルカンが勝利し、29連勝(20KO)を飾った。ボルニーはプロ17戦目で初黒星を喫し、16勝(10KO)1敗となった。

 序盤からプレスをかけ、接近戦で主導権を握ったのはファルカン。リーチの長いボルニーは5回に巻き返したが、6回に右ボディーを打ちにいった際に偶然のバッティングがあり、ファルカンが額を負傷。ジャッジ3者の採点は58―57、58―56、56―58でファルカンの勝利となった。

 ファルカンは12年ロンドン五輪ミドル級の銀メダリスト。五輪では決勝で現WBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(35=帝拳)に敗れている。その村田は12月29日にIBF同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)との王座統一戦を控えており、村田がゴロフキンに勝てば、プロのリングでファルカンと再戦する可能性も出てきた。

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2021年11月21日のニュース