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【RIZIN.32】ボビー・オロゴン 14年ぶりの総合格闘技で涙の勝利「みなさん、ありがとう」

[ 2021年11月20日 19:13 ]

「RIZIN.32」出場選手オンラインインタビューに臨んだボビー・オロゴン
Photo By スポニチ

 総合格闘技イベント「RIZIN.32」は20日、沖縄市の沖縄アリーナで行われ、第10試合の120キロ契約3分3Rは、ボビー・オロゴン(55=ぼびバラチーム)が北村克哉(35=チーム北村/武蔵村山さいとうクリニック)に1本勝ちした。

 1回、ボビーが最初に放った左ローキックに対し、レスリングがバックボーンの北村がタックルにいき、グラウンドの攻防に。2回も序盤はグラウンドの展開となったが、1分過ぎから再びスタンドになると、ボビーの左右のフックが北村の顔面にヒット。流血して倒れ込んだ北村にサイドバックポジションからパウンドを浴びせ、最後はリア・ネイキッド・チョーク(裸絞め)で仕留めた。

 3日前に5分3ラウンドが3分3ラウンドに変更になった経緯を巡って険悪なムードを漂わせた2人だったが、試合後は抱き合ってお互いの健闘を称え合った。

 14年ぶりの総合格闘技のリングで通算3勝目(2敗)を飾ったボビーは「試合をしたくてやったわけじゃない。みそぎの旅の一環として試合をしただけ。でも、応援してくれた人、サポートしてくれた人を裏切りたくなかった。本当にみなさん、ありがとう」と涙ながらに感謝した。

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2021年11月20日のニュース