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村田諒太VSゴロフキン 12・29さいたまSAで合意…米ESPNが報じる

[ 2021年10月28日 09:33 ]

村田諒太
Photo By スポニチ

 米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)は27日(日本時間28日)、複数の情報筋の話としてWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(35=帝拳)とIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)が12月29日にさいたまスーパーアリーナで統一戦を行うことで合意したと報じた。来週にも正式発表されるとしているが、関係者によると、現在、会場問題で交渉中だという。

 村田にとっては19年12月のスティーブン・バトラー(カナダ)戦以来、2年ぶりの試合。元3団体統一王者のゴロフキンは昨年12月以来、1年ぶりの試合となる。ESPNによると、両陣営は数カ月前に対戦に合意したが、ゴロフキンが動画配信サービス「DAZN」との契約を修正する必要があったという。当初は12月28日に神戸で行われると報じられていた。

 村田は年末に予定されるビッグマッチに備え、9月26日から今月2日まで千葉・成田市で強化合宿を敢行。所属する帝拳ジムの公式サイトではクリンチワークなどに生かす目的でレスリングの練習を取り入れていることなども明かしている。

 12年ロンドン五輪金メダリストの村田は2013年8月にプロデビュー。17年10月にアッサン・エンダム(フランス)との再戦を制してWBA世界ミドル級王座を獲得した。2018年10月にロブ・ブラント(米国)に敗れて王座陥落も19年7月の再戦で勝利し、王座返り咲き。今年1月にはサウル・アルバレス(メキシコ)の返上により空位となったスーパー王者に昇格した。戦績は16勝(13KO)2敗。

 「GGG(トリプルG)」の通称で知られるゴロフキンは04年アテネ五輪の銀メダリストで2006年5月にプロデビュー。10年8月にWBA世界ミドル級暫定王座を獲得(後に正規王者に認定)。その後、WBC、IBF王座を手にしたが、18年9月にアルバレスに敗れ、王座陥落。19年10月にIBF王者に返り咲いた。戦績は41勝(36KO)1敗1分け。

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2021年10月28日のニュース