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牛久 初参戦で新王者 左跳び膝蹴り顔面ヒット!2回TKO「RIZIN.31」

[ 2021年10月25日 05:30 ]

斎藤(右)にミドルキックを見舞う牛久(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 総合格闘技イベント「RIZIN.31」は24日、横浜市のぴあアリーナMMで行われ、メインのフェザー級(66キロ)タイトルマッチで挑戦者の牛久絢太郎(26=K―Clann)が王者・斎藤裕(34=パラエストラ小岩)を2回TKOで下し、新王者となった。斎藤は初防衛に失敗。大相撲元十両・貴ノ富士のスダリオ剛(24=フリー)は再起戦で1回KO勝ちした。

 DEEP王者の牛久がRIZIN初参戦でベルトを奪取した。打撃の攻防が続く中、「狙っていた」という左跳び膝蹴りが斎藤の顔面にヒット。斎藤の眉間右からの出血が激しく、ドクターが試合続行は不可能と判断した。大金星の牛久は「自分を信じて頑張れば、良いことがあるんだと思った」と笑顔。RIZINフェザー級戦線の中心となったが、今後については「ゆっくり考えます」と話すにとどめた。

 《スダリオ再起戦飾る》スダリオは右ボディーストレートから左フックのダブルでSAINTを沈め、4カ月ぶりの再起戦で1回KO勝ち。スダリオは「ホッとしました。上下に散らすのは意識していた」と息をはいた。6月の東京ドーム大会でシビサイ頌真に敗れてMMA初黒星。8月から米国で約2カ月間の武者修行を敢行した。「まだ成果は出せていないけど、毎日ハードな練習をやったことは自信になった。強い気持ちで臨めた」と、胸を張った。

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2021年10月25日のニュース