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【新日G1】オカダ&コブが開幕6連勝!棚橋の優勝は消滅

[ 2021年10月8日 22:56 ]

新日本プロレス「G1クライマックス31」第12日   ○オカダ・カズチカ(23分10秒 片エビ固め)タイチ● ( 2021年10月8日    高知県民体育館 )

<新日本プロレスG1クライマックス>タイチを退け開幕6連勝を飾ったオカダ・カズチカ(新日本プロレス提供)
Photo By 提供写真

 新日本プロレスの「G1クライマックス31」は8日、Bブロックの公式戦5試合が行われた。

 ここまで5戦全勝だったオカダ・カズチカとジェフ・コブがともに譲らず開幕6連勝を果たした。またEVILに屈し、6点に止まった棚橋弘至の優勝の可能性が消滅した。

 第4試合でSANADAと対戦したコブの勢いが止まらない。この日もパワー殺法全開で主導権を握ると、相手の膝攻撃や空中殺法などにも動じることなく加速。最後はセカンドロープからトンボをきって背後に回ろうとした相手を捕まえ、そこからツアー・オブ・ジ・アイランドを炸裂。昨年準優勝のSANADAを粉砕した。試合後も吠えまくるコブは「残り3つ。次は?タナハシ?アイツは“決して諦めない”だっけ?でも、俺には勝てない。仙台でお前を倒して、その次はEVIL、そしてオカダか。タナハシ、GO JEFF!」と雄叫びを上げた。

 メインに登場したオカダは約1年ぶりの対戦となったタイチと序盤から気迫のこもった攻防で館内を沸かせた。終盤、タイチがドロップキックから攻勢に出るが、切り抜けたオカダがレインメーカー(短距離式ラリアット)で3カウントを奪って勝利を決めた。

 試合後のマイクアピールでは「今日で6戦終えて、オカダ・カズチカもだいぶボロボロになっているように見えるんじゃないでしょうか~?」と観客にジャブを見舞うと「まだまだ。残り公式戦3つありますんで。しっかり勝って、G1獲って、その先のベルトも獲って、次はさ、密じゃない高知大会で会えると、それは凄くいいことだと思いますので、皆さん、いろいろと一緒に頑張っていきましょう。G1クライマックスに、金の雨が降るぞ!」とおなじみのセリフで締めた。

 ◇Bブロック公式戦
○YOSHI―HASHI(4)(13分14秒 片エビ固め)タマ・トンガ(2)●
○後藤洋央紀(4)(12分41秒 片エビ固め)チェーズ・オーエンズ(2)● 
○ジェフ・コブ(12)(14分17秒 片エビ固め)SANADA(4)●
○EVIL(10)(17分22秒 体固め)棚橋弘至(6)●
○オカダ・カズチカ(12)(23分10秒 片エビ固め)タイチ(4)●

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