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岩田翔吉がPCR検査で陽性…日本ライトフライ級王座決定戦は中止に

[ 2021年9月10日 21:39 ]

<日本ライトフライ級王座決定戦>前日計量をクリアした同級1位・芝力人(左)と同級2位・岩田翔吉(写真提供・帝拳) 
Photo By 提供写真

 日本ボクシングコミッションは10日、日本ライトフライ級王座決定戦10回戦に出場予定だった同級2位・岩田翔吉(25=帝拳)が新型コロナウイルス感染症を調べるPCR検査で陽性と判定され、試合を中止すると発表した。

 岩田は11日に東京・後楽園ホールで同級1位の芝力人(25=真正)と、矢吹正道(緑)が世界挑戦のために返上した王座を争う予定だった。俳優・赤井英和(62)の長男・英五郎(26=帝拳)のプロデビュー戦など2試合は予定通り開催されるという。

 岩田は東京・日出高校時代には元世界3階級制覇王者・田中恒成(畑中)や元WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(大橋)に勝利したホープ。早大を経て18年12月に米国でプロデビューし、今回はプロ7戦目でのタイトル挑戦。前日計量後にはオンラインで報道陣の取材に応じたが、体調不良などはまったく訴えておらず、王座獲得へ意欲を示していた。

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2021年9月10日のニュース