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芝力人、岩田翔吉との日本王座決定戦に自信「全部で上回ってやろうと思っている」 

[ 2021年9月10日 19:52 ]

<日本ライトフライ級王座決定戦>前日計量をクリアした同級1位・芝力人(左)と同級2位・岩田翔吉(写真提供・帝拳) 
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 プロボクシング日本ライトフライ級王座決定戦10回戦(11日、後楽園ホール)の前日計量が10日、東京都内で行われ、同級1位の芝力人(真正)、同級2位の岩田翔吉(帝拳)ともにリミットの48.9キロで一発パスした。

 芝は2019年12月の日本ライトフライ級王座挑戦者決定戦で矢吹正道(緑)に4回TKOで敗れ、一時ボクシングから離れた。今年4月に真正ジムに移籍し、6月の再起戦で渡辺秀行(DANGAN郡山)に7回TKO勝ち。今回は、その矢吹が世界挑戦のために返上した王座を岩田と争う。

 ともにプロ7戦目で初のタイトル戦。岩田は「そこに意義があると思う。世界へ通過点だけど、日本王座は伝統があり、価値のあるベルト。必ず勝たなくちゃいけないし、必ず勝ちます」と気合を入れた。

 6月の渡辺戦では試合10日前に肋(ろく)軟骨を痛めており「ダメダメ過ぎて見てほしくない」と言うほど課題の残る内容だったが、約1カ月ほど休養し、ジムワークを再開すると、2カ月間で100ラウンド近いスパーリングを消化して修正。「今の自分には伸びしろしかない。スピード、テクニック…自分が劣っているところはないと思っている。全部で上回ってやろうと思っています」と自信を示した。

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2021年9月10日のニュース