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岩田翔吉「申し訳ない気持ちでいっぱい」 王座決定戦中止でチケット払い戻しも残る2試合は観戦可能

[ 2021年9月10日 22:50 ]

<日本ライトフライ級王座決定戦>前日計量をクリアした同級1位・芝力人(左)と同級2位・岩田翔吉(写真提供・帝拳) 
Photo By 提供写真

 ボクシングの帝拳ジムは10日、公式サイトで同ジムに所属する岩田翔吉(25)が出場予定だった日本ライトフライ級王座決定戦10回戦(11日、後楽園ホール)が中止となったことを報告した。岩田は第605回ダイナミックグローブのメインで行われる予定だった同王座決定戦で同級1位の芝力人(25=真正)と対戦予定だったが、前日計量とともに受けた新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査で陽性と判定された。

 公式サイトでは「対戦予定の芝選手および真正ジムさま、そして観戦を予定されていた御客様、関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけした事を心よりお詫び申し上げます」と謝罪。発売済みのチケットについては購入元からの払い戻しを呼び掛けた。興行は2試合で開催し、払い戻しを希望しても観戦は可能としている。

 なお、岩田について日本ボクシングコミッションからタイトルマッチ出場選手に義務付けられている試合2週間前の検査で陰性と判定されていたことを明かし、現在も発熱や咳などの症状はなく、保健所の指示待ちだと説明した。

 岩田は「試合前日のPCR検査でコロナウイルス陽性判定を受けました。対戦相手の芝選手並びに芝選手の関係者の皆様、試合を組んで下さった関係者の皆様や会場に応援に来て下さる予定だった皆様に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。多大なるご迷惑とご心配をおかけした事を心よりお詫び申し上げます」とコメントを寄せた。

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2021年9月10日のニュース