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岩田翔吉「KOでチャンピオンに」 恒成&拓真に勝った男がプロ7戦目で初タイトル戦

[ 2021年9月10日 17:24 ]

<日本ライトフライ級王座決定戦>前日計量をクリアした同級1位・芝力人(左)と同級2位・岩田翔吉(写真提供・帝拳) 
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 プロボクシング日本ライトフライ級王座決定戦10回戦(11日、後楽園ホール)の前日計量が10日、東京都内で行われ、同級1位の芝力人(真正)、同級2位の岩田翔吉(帝拳)ともにリミットの48.9キロで一発パスした。

 岩田にとってはプロ7戦目で初のタイトル戦。計量後にリモート取材に応じた岩田は「世界王座以外のベルトでは一番欲しかったベルトなので気合が入っています。初のタイトル挑戦は遅くもなく、早くもない良いタイミングだと思う」と心境を語った。

 東京・日出高校時代には元世界3階級制覇王者・田中恒成(畑中)や元WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(大橋)に勝利しているホープ。昨年10月から元世界2階級制覇王者の粟生隆寛トレーナーとタッグを組み、攻撃に変化をつけたり、上下にパンチを散らすことを意識するなど細かい部分の指導を受けた。岩田は「ストロングポイントを伸ばす指導をしてくれるし、最近まで現役だったので、すごく選手に近い気持ちでやってくれている」と話す。

 粟生トレーナーにとっても今回が初のタイトル戦。岩田は「自分のためというのが一番だけど、粟生トレーナーの初のタイトル戦に花を添えたい気持ちもある。一緒に準備してきたことをしっかり試合に出して、KOでチャンピオンになりたい」と意気込んだ。

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2021年9月10日のニュース